掃部光楽

2008年1月24日、毎年恒例となりました京都メルパルク教室の新春の集いが教室で催されました。外はあいにくの雪でしたが、いつもの親しいお仲間15名が集い、桜花の浮かぶ香煎をいただきホッとしたところで早速初稽古が始まりました。
最初に、今橋治楽先生より新年のご挨拶とお免状をいただきます。「日々のお稽古を通じてお煎茶という素晴らしい日本の文化に触れ、皆さん何かしら得るものがあるはず。それを原動力に心身共に気力を充実させ、これから新たな一年をお過ごしください」とのことでした。
さて、いよいよ先生直々の本格手前です。まずは煎茶で五碗、次に淹茶で全員分のお茶を淹れてくださいます。お手前が始まった途端、場にはピンとした清々しい空気が張り詰めました。本格のお煎茶では茶瓶を火に掛けて文字どおり茶を煎じます。茶瓶の沸騰した湯の中に葉をぱっと入れる茶投じは、一瞬のことで、まさに電光石火。気迫の漲る一瞬です。先生の流れるようなお手前には美しいリズムがあり、私もいつかこのようなお手前ができたらと憧れます。この特別な一碗は、心洗われるようなお味でした。
午後からは場所を改め、京都国立博物館前の「ブルジョン」で新年会となりました。店内は貸し切りで、美味しいフランス料理をいただきながら賑やかにお喋りが弾み、大変楽しい一日となりました。このような会を毎年企画してくださる今橋先生には、教室一同深く感謝しております。新しい一年、気持ちも新たに身を引き締めてお稽古に励んでまいりたいと思います。有り難うございました。