平成21年 二条城市民煎茶の会

 元離宮二条城清流園での恒例の茶会は、今年で55回目を迎えました。
小川流は2009年5月3日、高殿の香雲亭で皆様をお迎え致しました。
 床には煎茶に造詣の深い文人木下逸雲による煎茶道具の描かれたお軸に、興福寺式牡丹籠には大輪の牡丹。脇床の炭飾は「卯の花襲」の敷紙に炭組は「望雲」、鈴蘭の花が添えられて。
 手前は螺鈿で葡萄の絵が施された堆朱の器局に唐物黄地金彩の水注、染付茶碗等による玉露手前。お茶銘は「雲鳳」お菓子は「こいのぼり」で楽しんで頂きました。
 緑が目に眩しいこの時期は観光客の方も多く、今回外国から来られたお客様で、お席に入られた方がありました。煎茶席は初めてで、お茶碗などお道具が小さく可愛らしかった事、お茶が少量だったのに香りが高く、甘くて驚いた事など、抹茶とは別の日本の文化に出会うことが出来て嬉しかったと身振りを交えて話して下さいました。お天気にも恵まれ、今年も多くのお客様をお迎えして盛会裡に終える事ができました。

   

   

   

 「市民煎茶(せんちゃ)の会」が3日、京都市中京区の二条城清流園で始まった。観光客や市民が初夏のさわやかな風を感じながら煎茶の香りを楽しんだ。
 煎茶の会は毎春実施され、今年で55回目。煎茶6流派が5日まで3日間、ふだんは公開していない香雲亭と和楽庵で点前を披露する。
 初日は小川流と泰山流が茶会を開いた。1席につき約40人の参加者に、家元と弟子が流派のいわれや軸、花を説明した。参加者は若葉がまぶしい庭園を眺めながら、優雅なひとときを過ごした。昨年に続き参加した肥後橋いく子さん(50)=伏見区=は「開放感があり、心が落ち着く。堅苦しくないのがこの会の魅力」と語った。
 4日と5日も午前10時から午後3時まで開催。当日券は両日とも先着順で20枚販売する。 (京都新聞5月4日の記事より)


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