平成20年 新潟市民茶会

牛腸輝楽社中 治田朝楽

 第五十八回新潟市民茶会が2008年10月5日、催されました。これは15会場39席、協賛茶舗五園、菓子舗十店からなる全国でも歴史のある市民茶会です。担当会場は市の中心地にあり、市街の眺望も良く、多数のお客様でおいでになりました。
 前日の準備は大変で、もともと舞台付の講堂を平らなフロアーにし、他流り皆様と三席に設えるお席作りは、毎年担当された先生方のご苦労を感じました。パーティションで仕切り、お手前の後に舞台用の大きな金屏風を置き、天然木の盛り物に山路と名付け、野菜・果物と季節の物を飾る頃には立派なお席となり、社中一同ホット致しました。
 お手前は「文人棚一文字盆玉露手前」です。立礼席ですので、お棚も少し低めを用意し、菊の絵付の小振りな茶入、青磁の水注、茶瓶、湯冷しは染付で整え、茶碗は竹泉の染付で、御家元の襲名披露記念の品とお聞き致しました。お菓子は、象彦の雲錦の菓子器に薯蕷で「ひさご」と銘づけられた淡いピンクに葉と蔦をからませたもので、百花園さんが苦心されただけに評判の良いものでした。
 一回目のお席が始まり、玉露の湯加減が心配でしたが、お正客様から「美味しい!」との一言をうかがって、安堵致しました。
最後まで満席となり、用紙したお菓子の他に追加となりましたが、二回も入られたお客様もあり、皆様が「小川流のお茶を‥」と喜んで頂き嬉しく思います。不慣れで不勉強の為に、牛膓先生はじめ新潟教室の先生方、事務局の先生方からご指導頂き、本当に有り難うございました。これからも宜しくお願い致します。


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