細見美術館 古香庵セミナー特別企画
「絵画と文人・・・文人の世界を愉しむ・・・」

 
日時 平成19年9月9日(日)

早野 元楽 
 9月9日 重陽の日に、京都岡崎にある細見美術館で煎茶の世界をご存じない方を対象に体験煎茶会が催されました。
 細見美術館では「珠玉の日本美術〜細見コレクション・リクエスト展07」が開催される中、江戸時代に花開いた文人文化の世界を「絵画」と「煎茶」を通じて体験できる企画として、床の間には 青木木米「富士望見図」のお軸が掛けられ、室礼も秋らしく涼しげな花、かりんの実が飾られ、重陽にちなんだお道具でお客様をお迎えしました。
 最初は文人画の歴史や代表的な画家について 学芸員の方からレクチャーがあり、休憩の後お席を体験していただきました。
 初めての方がお客様とはいえ、お客様の緊張がこちらにまで伝わるお席で、初心にかえり器局玉露手前をさせて頂きました。
 野口先生から煎茶道の歴史やお道具の説明などがあり、お客様も熱心に聞き入っておいででしたが、私は美味しい一煎を差し上げることに集中致しました。
お客様もわずかな茶液に、最初は驚いておいででしたが口に含まれた後「うわ〜っ」「あま〜い」と喜んでいただけたようで、本当に嬉しかったです。
 温暖化の異常気象、その日も夏が名残惜しそうにそこに居座っているような気候で、美味しく淹れることができるか不安でしたが、奥様や諸先生方のお陰で無事に終わりました。
 御家元、奥様を始め諸先生方にご指導、貴重なお勉強の機会を頂きましたことを感謝申し上げます。改めて益々精進してまいりたいと存じます。

 

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