新潟 燕喜館茶会

新潟教室 池主敦楽

 十月十四日、白山公園燕喜館で、小川流呈茶席を催すこととなり、山賀芳楽、藤井亮楽、高橋恵楽の各先生方と池主の四名でお席を担当させていただき、かわるがわる役割に付きました。
 当日は秋晴れの心地良いお天気に恵まれ、大勢のお客様がお見えになり、一同喜んでお迎えいたしました。御手前は観月玉露手前、掛軸は前大徳宗津画賛「豊年」、床には紫檀の葉盆に中国の香立、香筒と飾り、茶壷は先代御家元の染筆「一楊有余寛」と、茶瓶・茶碗・水注と剛和作。御家元の御指導で爽やかなお道具組となりました。お煎茶に大切な名水は弥彦の酒蔵元より運ばれ、お花は新保先生が早朝五頭山より集めてこられ、桂籠に十種ほど活けられました。

 遠方より大勢のお客様が入席され「観光の一つにお煎茶席があるので楽しみにして参りました。すばらしい錦秋の風情ですね」と言われ、お煎茶は初めてとのこと。一煎目を差し上げると「まぁ美味しい」「初めて戴くお味です」など大変お喜びのご様子。未熟の私はほっと緊張もとけ、小川流の茶味を少しでもわかっていただいたかと思い嬉しくなりました。
 当日御家元は御多忙のなか、会場までお越し下さいました。温かいお心遣いに感謝申し上げ、御家元の薫陶を心に一層お稽古に精進して参りたいと思います。
 山下先生、清野先生、新潟教室の先生方にお導きとお力添えをいただき、八席を無事終えることが出来、多くのことを学ばせていただき、有意義な一日でございました。心より御礼申し上げます。

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