仏教看護・ビハ―ラ学会第五回年次大会
家元講演と茶席体験

 仏教と看護の、特に終末期医療における仏教の関わり方について研究活動されているビハ―ラ学会様より、家元の講演とそれに併せてのお煎茶体験を、とのお申し出があり、2009年8月29日、仏教大学四条センターの学会にて奉仕いたしました。 3日間毎日さまざまな視点から医療・介護について、またそれに対しての仏教の役割などを討論され、発表されておりました。その中日の午後に、「いのちの甘露」と題して、家元が講演されました。
 聞きなれない「煎茶」のなりたちから、現在へいたる道程とその意味を、細かく解説され、最後に舞台上での立礼玉露手前をみてもらいながら、参加者会員全員にも一煎味わっていただきました。 普段、講義などに使われる会場でしたので、お運びの仕方など工夫を要しましたが、家元の解説に耳を傾けられながら、 流れるようなお手前と、運ばれてくる小さな一碗の美味に感嘆され、全身でその感動を表現してくださる方もあり、あらたな感慨をそれぞれにもたれたようでした。終わってからの質問にも、少量ながら完全に、自然に飲み切れるので 「終末期の経口モルヒネの投与に煎茶碗がつかえないか」など、こちらも目からうろこのお話がでたり、改めて勉強させていただきました。
 終末期医療にあらたなステージが考えられる昨今、仏教だけでなく、煎茶にも何かその役割があるのではと、考えさせられる一日でした。

 

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